日本遺産に認定された"北総四都市江戸紀行"。

その一都市である城下町佐倉は、武家屋敷や佐倉藩主堀田正倫の邸宅「旧堀田邸」、蘭医学塾兼診療所であった「佐倉順天堂記念館」など、今でも江戸情緒が残ります。

点在する歴史的遺産を巡りながら、佐倉の美味しいものなど、もう一つの楽しみを見つけてみませんか。

江戸の風情を今に伝える佐倉は、坂の多いまちです。

武家屋敷周辺の竹林に囲まれた「ひよどり坂」、木々に光が遮られた「くらやみ坂」は、佐倉城へと続き、江戸時代多くの武士が通ったと思われる古径です。

その時代を生きた人々に思いを馳せながら楽しめる散策コースです。

佐倉城は江戸の東を守る要として、土井利勝による築城以降、幕府の要職に就いた有力な譜代大名が城主を務めました。

堀田家が佐倉藩主となった江戸時代初め、城下町には多くの寺院が開かれました。佐倉藩の鎮守として信仰された麻賀多神社をはじめ、菩提寺としての多くのお寺が残っており、それらの寺社には七福神が奉られています。

一方城下町佐倉は、台地に入り組んだ谷津や河川の高低差が巧みに利用されて整備されており、武士たちが通ったであろう坂道を散策して、当時の雰囲気を楽しんでください。

佐倉は、歴史と文化と豊かな自然がセールスポイントです。自然といえば、印旛沼と周辺の緑豊かなスポットが魅力的です。

このコースは、オランダゆかりの風車が回る「ふるさと広場」を基点とする散策コースです。印旛沼湖畔のサイクリングコースは、オリンピック女子マラソンのメダリストである高橋尚子さんと有森裕子さんがトレーニングコースとしていた場所です。

湖畔の清清しい風を受けながらのサイクル散策は、爽快そのものです、台地にあるスポット散策は、印旛沼を一望でき緑豊かな自然を満喫できます。